昭和時代の懐かしの13の名曲をご紹介します
※You Tubeは全画面モードにすると、歌詞が見られるものもあります
今若者に密かなブーム! 昭和ポップスの世界
昨夜(4/28)、『マツコの知らない世界』をみました。
以下、番組紹介。
TBS「マツコの知らない世界」28日の放送は「今若者に密かなブーム!『昭和ポップスの世界』」と題して昭和のポップスにハマった平成生まれの若者2人をゲストに招き、海外でもブームとなっている懐かしの「昭和ポップス」をマニアックな知識と斬新な視点でマツコにプレゼンしていく。
詳しくは下記より、今日から一週間はGyaoで無料配信されます。
番組は、昭和に多感な時期を過ごしたわたしにとっては、懐かしい曲いっぱいで、とっても楽しく拝見。マツコさんのことをよく存じ上げないわたしは、アレンジャーにまで詳しいマツコさんの博識にびっくりです。
(ネタバレというほどでもないと思いますが、ネタバレしますので、いちおご用心ください)
「イントロがスゴい曲」ベスト10の1位に選ばれたのは、ジュディ・オングさんの『魅せられて』(1979年)。ちょっと前にも、まさかの、山田孝之さんのEテレ『植物に学ぶ生存戦略』で、『魅せられて』を披露されているのをお見かけして驚きましたが、今回もご本人登場で、スタジオは大いに盛り上がりました。
阿木燿子さんの歌詞が好きだというマツコさん。この曲を聴いて、マツコさんのメークをされているお友だちが(自らの女性性に)目覚めて、母親の紅をさすようになった、といういい話も聞けました。また『魅せられて』のレコード大賞受賞時、クラっときたジュディさんを、同じく大賞作品にノミネートされていた、今は亡き西城秀樹さんが舞台までエスコートしたという話も感動的でした。
そして、マツコさんの「イントロがスゴい曲」1位はというと、北原ミレイさんの『石狩挽歌』(1975年)(なかにし礼さんの歌詞がすごい)。ふむふむふむ、なのですが、久しぶりに北原ミレイの名を耳にして、響きました。
『石狩挽歌』 (1975年)
オンボロロ オンボロボロロー
作詞・なかにし礼、作曲・浜圭介(作曲)、歌・北原ミレイ
沖を通るは 笠戸丸
わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る
以下、敬称略でスミマセン。
「旅の本屋 via はしがき5」に、奇遇にも、吉田秋生の『河よりも長くゆるやかに』についてふれましたが、わたしが初めて、北原ミレイの名を知ったのが、この漫画でした。手元にないので、不確かですが……
ググると、同じように本作で、北原ミレイのことを知ったという同志がほかにもいらっしゃいましたが、ともかく、阿久悠の初期の大ヒット作品にして、北原ミレイのデビュー曲『ざんげの値打ちもない』(1970年)の歌詞の一節「愛というのじゃないけれど」は、『河よりも長くゆるやかに』の第1話のタイトルになっていて、主人公のトシちゃんが口ずさむシーンも出てきます。また、さらに遡る1951年の作品『上海帰りのリル』を知ったのも、『河よりも長くゆるやかに』でした。
『ざんげの値打ちもない』 (1970年)
愛と云うのじゃ ないけれど
作詞・阿久悠、作曲・村井邦彦、歌・北原ミレイ
わたしは捧げて みたかった
そんなこんな、あんにゃもんにゃだってんだよ、ってことで、『ざんげの値打ちもない』や『上海帰りのリル』をYouTubeで懐かしく見聞きしていたら、今日は「昭和の日」だということを思い出し、ここは「旅の本屋」ということであんにゃもんにゃ、昭和の歌で、どこか「かの地」へ誘われる曲を集めてみようではないかと。
思いつくまま、曲名に異国の地名が入っている昭和の歌をピックアップ! どこにも行けないゴールデンウィーク、1940年から1989年の曲まで昭和を駆け抜け、ここではないどこかへと、思いを巡らせてください。
それではスタート!
コメント