オンラインで美術館・博物館鑑賞を
新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、長らく世界中の美術館や博物館が閉館し、3月辺りからオンライン鑑賞が話題に上るようになりました。
ルーヴル美術館や大英博物館、MOMAなど、一度といわず、何度でも訪ねたい美術館のウェブサイトを訪ねると、メニューにバーチャルツアーが用意されていて、自宅にいながら美術鑑賞を楽しんでいる方も多いようです。
『美術手帖』のサイトにも紹介されている、バチカン・システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画や『最後の審判』など、ラップトップPCの画面で見ても、「すごいなぁ」と感動してしまいます。
また、最近ではエジプト考古庁が、クフ王の孫にしてカフラー王の妻、メレサンク3世の墓の360度のバーチャルツアーを公開し、ニュースになっています。
先のバチカン宮殿などもそうですが、マウスを動かしたり、クリックしたりしながら、自分で操作しながら進んでいくので、芸術鑑賞気分を味わうにはもってこいですが、わたしのようなズボラな人間にとっては、面倒といえば面倒くさい。
その点、動画はボォーっとしていても見ていられます。
ニコニコ美術館では本日も(5/1)、臨時休館中のすみだ北斎美術館の「大江戸歳事記」の会場を、美術ライター・エディターの橋本麻里さんを聞き手に、学芸の解説付きで生中継しています(たぶん、タイムシフト視聴でも見られます)。
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