特集 いま、そして、これから

ニュースを見れば、日々増えていく新型コロナ感染症陽性者。
どこまで広がるのか、いつ収束するのか。

お盆に帰省する、しないといった身近なことから、
グローバル化が進むのか、ローカル化が進むのか、
そのなかで、日本社会はどう舵取りをしていけばいいのか、
といった大きな話まで、先の展望が見通せないのが、現在でしょう。

新型コロナウイルスのインパクトを、
まさしく予見できなかったことが物語るように、
人も、社会も、
何が起こるのか、わからないのが〝世界〟なのだ、と
ありありと実感できたのは確かなことです。

しかし、そのうえで、
過去を参照し、兆しを読み取れば、
これから、に備えることはできます。

研究者やジャーナリストたちが、
いま、をどのように読み解いているのか、を知ることは、
これからの、アクションにつながっていきます。

8月の特集は、いま、を考えられる本を、近刊を中心に集めました。

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世界の気候変動
毎年、日本を襲う豪雨や台風。もはや異常気象が通常に変わりつつあります。気候変動はわたしたち日本にも身近なことでありながら、コロナ禍と同じく、世界に目をむけることになります。

ESGと資本主義
持続可能な開発目標=SDGsは近年よく見る横文字ですが、最近目にするようになった、環境、社会、ガバナンスの英語の頭文字を取ったESGは、これからの資本主義を変えていくともいわれます。

アメリカ民主主義
資本主義だけでなく、民主主義の危機といった声も聞かれます。近代民主主義の実験場ともいえるアメリカではトランプ政権が発足。ピュリッツァー賞受賞者の文芸評論家は、民主主義の危機をいかに読み解くでしょう?

中国の市井の声
アメリカと覇権を争う中国。トップたちの大きなニュースは伝わってきますが、いまの中国人たちはいったい何を考え、思うのでしょう。アメリカ人ジャーナリストが、無料タクシーの運転手となり、耳にした市井の中国人の心のうちとは?

日本と沖縄
翻って日本のいまは? 都道府県別の貧困率、ひとり親世帯の子どもの貧困率、シングルマザー出現率などワーストを誇る沖縄。しかしそれらはこと沖縄だけの問題ではなく、日本の問題なのです。

日本と移民
コロナ禍で、外国人技能実習生の問題も、よりあらわになったのではないでしょうか。労働人口が減少していくなか、いまの移民の状況をとらえ、制度をいかに設計していくかを考えることは避けて通れません。

文学が描くいま
文学から一冊。留学中に、故郷の島国を消失した女性をひとりの主人公とし、ヨーロッパを移動し続ける「移民」たちとその言葉をめぐる、近未来?の冒険譚です。ノーベル文学賞候補とも目される作家、多和田葉子が紡ぐ「母語の外へ出る旅」第一弾。

哲学の最前線
現代哲学のいまは? どこにどういう問いがあり、誰によって何が議論されているのか? 哲学入門を多数手がけてきた著者が、正義論、承認論、自然主義、心の哲学、新しい実在論の5つの問いから世界を見通します。

注目の幼児教育
教育のいまは? イタリア北部の小さな町レッジョ・エミリアはこの10年ほど、幼児教育で世界的に注目を浴びています。この町の幼児教育のパイオニアが、その本質を語ります。待望の邦訳書。

生物学の最前線
少し前に、ユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』が話題になりましたが、現代の進化論の現場では、何を見つめているのでしょう? 毎日出版文化賞受賞の話題の著者が開く進化論のいまと研究者の姿。

ヒトの体内のいま
ヒトのカラダには常在細菌が生息し、健康に深い影響を与えています。しかしヒトを感染症から守る抗生物質が、それを脅かしているとマイクロバイオーム研究の一人者は警告を発しています。訳は注目を浴びた『感染症と文明』の著者、山本太郎教授。

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